2 時間
とても簡単
軽食・ドリンク・カイロなどの防寒具
・演目言語は日本語、解説言語は英語(パンフレットはさらに簡体字、繁体字、フランス語)です。
・公演中の写真撮影禁止、公演中の立ち歩き禁止、未成年および運転者への飲酒提供不可、光の点滅などあり。
屋外での鑑賞に即した服装(マフラー、手袋)
三重県明和町は伊勢神宮に仕えた皇女「斎王」が住む雅な場所で「斎宮(さいくう)」と呼ばれ、斎宮へと派遣される前に身を清めるために京都の嵯峨野にある「野宮」に籠っていました。
かつて、斎王が使用した野宮は斎王制度は660年続いたのち、南北朝時代の世の動乱に飲まれて廃止されてしまいました。
そして斎王が身を清めるために籠った宮は廃墟となり、斎宮はその廃れた様子からいつしか「野々宮」と呼ばれるようになり現在も史跡「野々宮跡」の名で町内に残っています。
斎王がかつて身を清めた野宮跡を舞台として、平安古典文学の源氏物語の世界が交錯する能演目「野宮」を平安時代の実寸大復元建物・さいくう平安の杜にて公演いたします。
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あらすじ
金春善竹の作で、成仏できず輪廻の世界を漂い続ける六条御息所の霊が、光源氏との思い出の地である嵯峨野の野宮の旧跡で、懐旧の思いにひたる。
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能演目の題材となった地で、公演を行うことは明和町でしか体験できない貴重なものとなっております。